スピーカースタンドの効果とは?

スピーカースタンド『小型スピーカーを使うなら、やっぱりスピーカースタンドに乗せないとね!』と、オーディオが好きならば当たり前の様に知っているスピーカースタンド。
しかし、小型スピーカーの性能を十分に発揮するためのスピーカースタンドの役割、スピーカースタンドに求められる効果については、本当に理解できていますか?
インシュレーターにもメカニックダイオードと言う明確な目的がある様に、実はスピーカースタンドにも明確な目的があるのです。

◆スピーカースタンドの目的

スピーカースタンドの目的、それは
『スピーカーの振動エネルギーを減衰させ、不要な振動を減らす』事。
そう、スピーカーから発生する多大な振動エネルギーをスピーカースタンドの構造によって減衰させる事が、スピーカースタンドの目的です。

スピーカーの不要な振動を効果的に処理する「正しいスピーカースタンド」を使う事で、スピーカーの持っている能力を100%,120%引き出す。
インシュレーターの効果とは違う、もちろんスピーカーケーブルの効果とも違う、これこそがスピーカースタンドの効果になります。

一方で、間違ったスピーカースタンドを選んでしまうと、せっかく素晴らしいスピーカーを使っていても、実はその能力を半分も活かせていない場合も多いです。
そうならない様に、スピーカースタンドとしての目的を果たせる製品を選ぶ事がとても大切です。

◆音の悪くなるスピーカースタンドの選び方 その1

さて、ここで音を悪くするスピーカースタンドの選び方をご紹介します。
「オーディオの音があまり良くなってしまっては困る、まあまあのレベルであってくれないと…」という方は、ぜひ『木製のスピーカースタンド』をお使い下さい。

スピーカースタンドの素材1木製のスピーカースタンドの効果として挙げられるのは、スピーカーの高さを調整する事くらいですので、
スピーカーからの多大な振動エネルギーを受けてよく響くと言う点では、普通の棚板と比べてもあまり大きくは変わらないかもしれません。
スピーカーから鳴っている音楽と一緒にスピーカースタンドの響きが混ざって聞こえますので、
音色が柔らかくなり聴きやすくなった様に感じる事もありますが、解像度が甘くなり音が定位しなくなりますので、
、どこから音が鳴っているのか分からない、ぼんやりとした音を楽しめます。

無垢材や有名な木材などを使用した木製スピーカースタンドは比較的高価になる事もありますが、きちんと振動対策が出来ていないスタンドであれば音が良くなる事はありませんので、ご安心下さい。

◆音の悪くなるスピーカースタンドの選び方 その2

さらに明確に、わかりやすく音を悪くする方法をお教えしましょう。
それは、鉄などの重い素材を多用した『とにかく振動しないスピーカースタンド』を使う事です。

スピーカースタンドの素材2スピーカーの振動エネルギーをスピーカースタンドで減衰させてしまうと、余計な振動が減って音が良くなってしまいますので、
出来る限り振動しない素材を駆使して、スピーカーから振動を受け取らない様にする事がポイントです。
石などの硬い素材を使用していれば、さらに効果的になるでしょう。

振動しないスピーカースタンドを使うとスピーカーからの振動の伝達が拒否されますので、スピーカーの内部という狭い場所に振動が逆流し、強引に抱え込まれるようになります。
その結果として、音が極端に詰まり、平面的かつ密集した広がりのないサウンドを楽しむ事が出来ます。

金属製のスタンドでは、中に砂や金属粉を充填する事で振動を処理しようとする製品も多いですが、
基本的な考え方が「スピーカースタンドは、振動しない程良い」である製品であれば間違えなく音が悪くなってくれます。

◆音が“良くなる”スピーカースタンドの選び方

スピーカースタンドの効果イメージスピーカーの持つ性能を活かし、3次元空間に鮮明に広がる音楽を楽しむ。
そんなスピーカースタンドを選ぶのは、実はとても大変な事です。

本来の効果が発揮できるスピーカースタンドの選び方のポイントは、

・重さや堅さで振動を止めるのではなく、適度に振動を伝える。
・スタンドの素材特有の響きや鳴きを起こさない作りになっている。
・スピーカーからの振動を減衰させるための構造がある。
・スタンドのみでは減衰しきれなかった振動は外に逃がす。

これらを全てクリアするスピーカースタンドこそが、
『スピーカーの振動エネルギーを減衰させ、不要な振動を減らす』事で、スピーカーの持つ本来の音をそのまま活かし、
音楽情報の中に含まれる細かい情報をクリアに再現出来る、本当に効果的なスピーカースタンドになります。

 ◇ 純正スタンドは理想のスピーカースタンドなのか? ◇
純正のスピーカースタンドは、何を第一に考えて作られていると思いますか?
中にはスピーカーの特性を考えて設計されている純正スタンドもありますが、
「コスト」と「見た目のデザイン」を重視しているスタンドがほとんどです。
純正スタンドの場合は高さを選べませんので、
「音質よりも見た目のイメージ・全体の統一感」を求める人向けのスタンドと言えるでしょう。

◆PLUTONおすすめのスピーカースタンドとは?

当店スタッフ一押しのおすすめスピーカースタンドは、
KRYNAのスピーカースタンドStage(ダイアモンド・フォーメーション採用)です。

スピーカースタンド内部構造天板・底板にはアルミとスチールの複合板を、また支柱にはマグネシウムをと、異種材の組み合わせにより素材固有のキャラクターや鳴きを抑え、
スピーカーからの振動をバランス良く伝達します。

振動の減衰には支柱内部に封入された微粒混合砂を利用。
また、より効率的に振動を減衰させるための構造として、支柱の内部にもう一本の支柱(VD-PROP)を備え、スピーカーから受け取った不要振動を処理します。

もちろん、底板にはメカニックダイオードの働きをこなすスパイクT-PROPを装備。
スタンド内部で処理しきれなかった振動は外に逃がしますが、外から振動が戻ってくる事はありません。

さらに、お使いの環境に合わせたサイズをお選び頂く事でさらにシステムの魅力を引き出す『カスタマイズ性』も特徴的なStageですが、
そちらについてはスピーカースタンドの選び方で詳しくご紹介致します。

せっかく選んだスピーカーを活かす事が出来るかどうかは、スピーカースタンド選びにかかっていると言っても過言ではありません。
ぜひ、音が“良く”なるスピーカースタンドを正しくお選び下さい!

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